トイプードルのシニア期におすすめの食事|年齢に合わせたごはん選びと与え方

年齢を重ねたトイプードルは、体の代謝や消化機能が少しずつ変化していきます。
若い頃と同じ食事を続けていると、肥満や内臓への負担につながることも。
ここでは、シニア期のトイプードルに合った食事内容や与え方のポイントを詳しく解説します。
トイプードルのシニア期とは?
一般的に7〜8歳頃からトイプードルはシニア期に入るといわれています。
この頃から、筋肉量の減少・消化能力の低下・関節や歯のトラブルが増え始めます。
健康を維持するためには、年齢に合わせて栄養バランスを見直すことが大切です。
シニア期に見直したい栄養バランス
トイプードルのシニア期には、次のような栄養管理がポイントになります。
- 高たんぱく・低脂肪:筋肉を維持しながら体重をコントロール
- 関節サポート成分:グルコサミンやコンドロイチンを含むフード
- オメガ3脂肪酸:皮膚や被毛を健康に保つ
- 食物繊維:腸内環境を整え、便通をサポート
シニアトイプードルのごはんの与え方
1. 食べやすい柔らかさに調整
歯やあごが弱くなっている子には、ぬるま湯でふやかしたドライフードやウェットタイプのフードがおすすめです。
香りが立つことで食欲も刺激され、無理なく食べられます。
2. 少量を複数回に分けて与える
1日2回の食事を、3〜4回に分けて与えると胃腸への負担が減ります。
シニア期は一度に多く食べられないため、こまめな食事管理が効果的です。
3. 水分をしっかり補給
加齢とともに飲水量が減り、脱水や腎臓への負担が増えることがあります。
スープやぬるま湯を加えたり、ウェットフードを混ぜるなどして水分を意識的に摂らせましょう。
手作りごはんを与えるときの注意点
手作り食も愛情たっぷりで良い方法ですが、栄養バランスを崩さないよう注意が必要です。
次の点を意識して作ると安心です。
- 鶏肉・魚などの良質なたんぱく質を中心にする
- 野菜は加熱して細かく刻む
- 塩分・油分を控えめにする
- 市販のサプリで栄養補助を行う
シニア期の食事で気をつけたいサイン
食事を見直すべきサインとして、次のような変化があります。
- 急に食べる量が減った
- 食べるスピードが遅くなった
- 口臭や歯ぐきの腫れがある
- 体重が増減しやすくなった
これらの変化は、歯や内臓のトラブルが原因のこともあります。
早めに動物病院でチェックしてもらいましょう。
まとめ|年齢に合わせた食事で健やかなシニア期を
トイプードルのシニア期は、食事内容の工夫で健康寿命を大きく延ばせます。
毎日のごはんを見直しながら、愛犬のペースに合わせてケアしてあげましょう。
アイカドールかもでは、親犬情報や仔犬情報を通じて、
生涯にわたり健康で幸せに過ごせるトイプードルの育成をサポートしています。