広島でトイプードルを飼っている方へ|冬にトイレ失敗が増えるのは自然なこと?
冬にトイレ失敗が増えるのは自然なこと?

寒くなる季節は、トイプードルをはじめ多くの犬でトイレの失敗が増えやすくなります。「トイプードル 広島」でお探しの方からも、冬になると相談が増えるテーマのひとつです。ここでは、季節特有の理由と改善方法をブリーダー視点で解説します。
冬にトイレ失敗が増える主な原因
① トイレの場所が寒い
冬は家の中でも温度差が大きく、寒い場所に置かれたトイレへ行きたがらない子が増えます。暖かいリビングや布団で過ごす時間が多くなるため、粗相につながることがあります。
② 朝・夜の冷え込みで動きたくない
特に小柄なトイプードルは冷えに敏感です。寒い時間帯はトイレまで移動する気持ちが弱まり、失敗につながることがあります。
③ 寒さで排泄リズムが乱れやすい
冬は活動量が減ったり、水を飲む量が減ったりするため、排泄タイミングが読みづらくなります。突然の粗相が増えるのも、この時期によくある変化です。
④ 服や毛布による動きづらさ
冬用の服を着ていると、サークル内のトイレに入りにくくなる場合があります。特に子犬は服に慣れていないため、影響を受けやすいです。
⑤ トイレシートが冷たく感じる
足裏に冷たさを感じると、トイレを避けてしまう子もいます。床の冷えやすい家庭では特に起きやすい現象です。
冬のトイレ失敗を減らすための対策
① トイレの場所を暖かいエリアへ
寒い廊下や洗面所は避け、暖房の届く場所にトイレを移動すると成功率が大きく上がります。床の冷たさが気になる場合は、断熱マットを敷くのも有効です。
② 冷える時間帯はこまめに誘導
特に朝・夜は犬が自分から行きたがらないことがあります。飼い主さんが声をかけてあげることで、失敗を防ぎやすくなります。
③ トイレの入口や段差を調整
服を着て動きづらい子や小柄な子の場合、段差をなくしたり、囲いを外すなど「入りやすいトイレ環境」を整えると改善します。
④ 飲水量を確保して排泄リズムを整える
冬は飲水量が減りがちです。ぬるま湯にする、こまめに交換するなど工夫することでリズムが安定し、粗相が減ります。
⑤ トイレシートを清潔に保つ
冷たく湿ったシートは犬が嫌がるため、いつもより頻繁に交換するのがおすすめです。
冬は「行きたくない気持ち」を理解してあげることが大切
冬のトイレ失敗はしつけの問題ではなく、季節による環境のストレスが原因のことがほとんどです。少し環境を整えるだけで改善する場合が多いので、焦らずサポートしてあげましょう。
トイレでお困りの方へ
アイカドールかもでは、しつけは行っていませんが、飼い主さんに寄り添ったサポートはいつでもお伝えしています。気になることがあればお気軽にお問い合わせください。