タイニープードルで後悔しないために|ブリーダーが正直にお伝えする「困ること」と「よかったこと」

アイカドールかもからお迎えいただいたティーカッププードルの子犬(女の子・アプリコット)

「タイニープードルで後悔した」という声を、検索で目にした方も多いと思います。広島県福山市でトイプードル・タイニープードル・ティーカッププードルを専門に繁殖しているブリーダー「アイカドールかも」が、実際にお迎えいただいたご家族から聞いてきた「困ったこと」と「選んでよかったこと」を、正直にまとめました。

結論:後悔の多くは「大きさの思い違い」から起こります

タイニープードルで後悔したという話をよく聞くと、その多くは「思っていたより大きくなった」「思っていたより小さくて心配だった」という、大きさに関するものです。血統書の上では、タイニーもティーカップもすべて「トイプードル」という1つの犬種(JKC(ジャパンケネルクラブ)の公認犬種)で、タイニーは成犬時2〜3kgになる見込みの子を指す呼び方にすぎません。

つまり、タイニーは「サイズの約束」ではなく「サイズの見込み」です。ここを最初にご理解いただけるかどうかで、お迎え後の満足度が大きく変わります。

タイニープードルで後悔しやすい「困った」3つ

1. 予想した大きさと違って育つ

子犬のうちの体重から成犬時のサイズを予想しますが、成長には個体差があります。同じ両親から生まれた兄弟でも、トイ寄りに育つ子もいれば、ティーカップに近いまま小さくとどまる子もいます。「2kg台で止まると思っていたのに3kgを超えた」というのは、決して珍しいことではありません。当犬舎では親犬のサイズと過去の兄弟犬の育ち方から見通しをお伝えしていますが、確約はしていません。

2. 骨折

小さいサイズの子で一番多い事故が骨折です。ソファやベッドからの飛び降り、抱っこ中に腕から飛び出して落ちる、足元にいるのに気づかず踏んでしまう。どれも一瞬のことです。前足の骨が細いため、成犬でも油断はできません。フローリングに滑り止めマットを敷く、高い場所に上がらせない、抱っこは必ず座ってする、といった対策を、お迎えの前から準備していただいています。

3. 食が細い・好き嫌いが出る

小さい子は一度に食べられる量が少なく、好みもはっきりしています。フードを変えたら食べなくなった、おやつばかり欲しがってごはんを残す、という相談は本当によくあります。当犬舎では、お迎えのときに食べ慣れたフードと与え方をそのままお伝えし、お迎え後もフードのご相談を受けています。

それでもタイニープードルが選ばれる理由

それでもタイニーサイズを選ぶご家族が多いのには、はっきりした理由があります。トイサイズより一回り小ぶりで、成犬になっても子犬のようなかわいらしさが長く続くこと。マズルが短めで、お顔が丸く見える子が多いこと。そして、ティーカップサイズほど神経質にならなくても、抱きやすく一緒に出かけやすい大きさであることです。

「ティーカップは体調が心配、でもトイより小さい子がいい」という方には、タイニーサイズはちょうどよい選択になることが多いと感じています。

ブリーダーとして「タイニーはおすすめしない」ご家庭

正直に申し上げて、次のご家庭にはタイニーサイズをおすすめしていません。

  • 小さなお子様がいるご家庭。抱っこ中の落下や踏んでしまう事故が骨折につながりやすいためです。同じ両親から生まれたトイサイズの子をご提案しています。
  • 「必ず◯kg以下」と大きさを確約してほしい方。タイニーは見込みのサイズであり、どのブリーダーでも確約はできません。確約をうたうお話には注意していただきたいと思います。

タイニープードルで後悔しないための4つのチェック

  1. 親犬に会う。父犬・母犬の大きさと性格が、その子の一番の手がかりになります。当犬舎では見学のときに両親をご覧いただいています。
  2. 「見込みサイズ」であることを納得する。大きくなっても小さくとどまっても、その子を家族として迎える気持ちがあるかどうかを確かめてください。
  3. 骨折対策を先に用意する。滑り止めマット、段差の対策、抱っこの仕方。お迎えの日までに準備しておくと安心です。
  4. お迎え後に相談できる相手がいるか。食事・体調・トリミングまで、迎えたあとに相談できるブリーダーかどうかを見てください。

タイニー・ティーカップ・トイの違い

呼び方 成犬時の目安 当犬舎の価格(女の子)
トイプードル およそ3〜4kg 200,000円〜
タイニープードル およそ2〜3kg 230,000円〜
ティーカッププードル およそ2kg以下 250,000円〜

※ 男の子はいずれも150,000円〜。価格は血統書(JKC)・ワクチン・マイクロチップ装着と登録費を含んだ総額です。上限は決めておらず、毛色や血統によって変わります。

よくあるご質問

タイニープードルは成犬になったら何キロになりますか?

成犬時2〜3kgが目安ですが、子犬のうちは予想サイズです。親犬のサイズと兄弟犬の育ち方から見通しをお伝えしていますが、「必ずこの大きさになる」というお約束はしていません。トイサイズ寄りに育つこともあります。

タイニープードルはティーカップより丈夫ですか?

一般的に、体重に余裕がある分だけティーカップサイズより体調の変化はゆるやかです。ただし小型であることに変わりはなく、ソファからの飛び降りや抱っこ中の落下による骨折には同じように注意が必要です。

タイニープードルの値段はいくらですか?

アイカドールかもでは、タイニーサイズの女の子は230,000円〜、男の子は150,000円〜(血統書JKC・ワクチン・マイクロチップ込みの総額)でご案内しています。上限は決めておらず、毛色や血統によって変わります。

小さな子どもがいてもタイニープードルを飼えますか?

当犬舎では、小さなお子様がいるご家庭には、タイニーやティーカップよりもトイサイズをおすすめしています。抱っこ中の落下や踏んでしまう事故が骨折につながりやすいためです。同じ両親から生まれたトイサイズの子をご提案しますので、ご相談ください。

迷っている方へ

タイニープードルは、小ささを楽しめる分、小ささゆえの心配ごとも一緒についてきます。それを知ったうえで「それでもこの子がいい」と思っていただけたなら、後悔することはほとんどありません。大きさに迷っている方は、まず見学で親犬と子犬を見比べてみてください。年中無休・完全予約制で承っています。

タイニープードルの大きさの目安・価格・見学のご案内は、タイニープードルのブリーダー|広島・岡山のページにまとめています。ティーカップサイズについてはティーカッププードルで後悔しないためにもあわせてお読みください。

トイサイズをご検討の方は、トイプードルで後悔しないためにもあわせてお読みください。