お迎えした子犬が夜鳴きをする|最初の数日を乗り切る、ブリーダーからの5つのアドバイス

※ 写真は、これまでにアイカドールかもからお迎えいただいた子です。
お迎えした夜、子犬がクンクン・キャンキャンと鳴いて眠れない。これはとても多いご相談で、「かわいそうで抱っこしてしまった」「一晩中つきっきりだった」という声もよく聞きます。アイカドールかも(広島県福山市加茂町)でお迎えいただくご家族にお伝えしている、夜鳴きへの向き合い方をまとめました。
夜鳴きの原因は「寂しさ」がほとんど
当犬舎の子犬は、生後57日を過ぎるまで母犬や兄弟とくっついて眠っています。お迎えの日は、生まれて初めて一匹で眠る夜です。知らない家・知らないにおい・母犬の体温がない、という状態で鳴くのは自然なことで、病気でも、しつけの失敗でもありません。
いつまで続く?
多くの子は2〜3日、長くても1週間ほどで落ち着きます。初日がいちばん鳴き、日ごとに短くなっていくのが普通です。1週間以上続く、日中も元気がない、食べない、という場合は体調の問題かもしれませんので、動物病院にご相談ください。
ブリーダーからの5つのアドバイス
① 寝床は「狭くて暗くて包まれる」ように
広いサークルの真ん中にポツンと寝床があると落ち着きません。クレートやドーム型ベッドに毛布を掛けて、もぐれる巣のようにしてあげてください。母犬や兄弟の代わりに、ぬいぐるみやタオルを入れておくのも効果があります。
② 静かな「音」があると落ち着く子もいます
母犬のそばでは、心臓の音や兄弟の寝息がずっと聞こえていました。しんと静まり返った部屋より、時計のカチカチという音や、小さな音量のラジオ・音楽があるほうが落ち着く子がいます。寝床の近くに置いて試してみてください。
③ 寝る前にしっかり遊んで、しっかり食べさせる
当犬舎の子犬は生後30日ごろから広場で走って育っていますので、体を動かせばよく眠ります。寝る前に10〜15分遊び、ごはんとトイレを済ませてから寝床に入れてください。小さな子は空腹でも鳴くことがあり、低血糖の心配もあるので、夜のごはんは抜かないでください。
④ 鳴いても「抱き上げない」、でも「無視しすぎない」
鳴いたときに毎回抱き上げると、「鳴けば出してもらえる」と覚えてしまいます。基本は寝床のそばで静かに声をかける程度にとどめてください。ただし、初日から完全に無視して別室に置くのは、子犬にとって負担が大きすぎます。最初の数日は、寝床を人の寝る部屋の近くに置いて、気配が分かるようにしてあげると落ち着きやすいです。
⑤ 家族で対応を揃える
お父さんは無視、お母さんは抱っこ、では子犬が混乱します。「声はかける、抱き上げない」を家族で決めておいてください。
こんなときは体調の問題かもしれません
- 鳴き方が「痛そう」「苦しそう」
- 下痢・嘔吐がある、ごはんを食べない
- ぐったりしている、ふらつく(低血糖の可能性)
この場合は夜間でも動物病院に連絡してください。判断に迷ったときは、当犬舎にもご連絡ください。お迎え済みのご家族には、夜間もできる範囲で対応しています。
犬舎見学のご案内
アイカドールかも(広島県福山市加茂町)では、犬舎見学を年中無休・10:00〜16:00(事前予約制)で承っています。母犬と一緒に過ごす子犬の様子を、実際に見ていただけます。
よくいただくご質問
Q. 子犬の夜鳴きは、いつまで続きますか?
多くの子は2〜3日、長くても1週間ほどで落ち着きます。初日がいちばん鳴き、日ごとに短くなるのが普通です。1週間以上続く場合や、日中も元気がない・食べない場合は動物病院にご相談ください。
Q. 鳴いたら抱っこしてあげたほうがいいですか?
毎回抱き上げると「鳴けば出してもらえる」と覚えてしまいます。寝床のそばで静かに声をかける程度にして、抱き上げないのが基本です。ただし初日から別室で完全に無視するのは負担が大きいので、最初の数日は人の気配が分かる場所に寝床を置いてあげてください。
Q. 夜鳴き対策で、いちばん効くことは何ですか?
寝床を「狭くて暗くて包まれる」形にすること、寝る前にしっかり遊んでごはんを済ませること、の2つです。時計の音や小さな音量の音楽など、静かな音があると落ち着く子もいます。