アプリコットのトイプードルは、成長で毛色がどう変わる?|濃くなって、それから薄くなる話

トイプードルの子犬「アプリ」(女の子・2026年7月5日生まれ・ティーカップ/タイニーサイズ)の写真

※ 写真は、これまでにアイカドールかもからお迎えいただいた子です。

「この子、大きくなっても今の色のままですか?」。アプリコットの子犬をご覧になったご家族から、いちばんよくいただく質問のひとつです。

アイカドールかもは広島県福山市加茂町のトイプードル専門ブリーダーで、生まれてくる子犬の多くがアプリコットです。何年も子犬を見送り、お迎えいただいたご家族から成長した写真を送っていただくうちに、毛色の変わり方にはある程度の「流れ」があることが分かってきました。この記事では、その流れを正直にお伝えします。

結論:一度濃くなって、それから薄くなります

アプリコットの子犬の毛色は、生まれたときの色のまま止まるわけではありません。私たちが見てきた範囲では、成長の途中で一度色が少し濃くなり、そのあとゆっくり薄くなっていく子が多いです。

生まれたばかりのころは、写真で見ると赤みがかった濃いアプリコットに見えることがあります。生後2〜3か月のお迎えのころには、それがいちばん濃く見える時期に当たることが多く、「思ったより赤い」と感じる方もいらっしゃいます。そこから毛が生え変わっていくにつれて、少しずつ落ち着いた、やわらかいアプリコットになっていきます。

なぜ薄くなるのか

プードルには「退色」と呼ばれる性質があります。年齢とともに毛の色素が薄くなっていく、犬種としての特徴です。アプリコットやレッドのように赤みのある色ほど、この変化が目に見えやすくなります。病気でも、お手入れ不足でもありません。同じ母犬から生まれた子でも、退色の進み方には差があり、濃いまま育つ子もいれば、成犬になるころにクリームに近づく子もいます。

犬舎で見てきたアプリコットの「その後」

お迎えしたご家族から、色について何か言われることはあまりありません。ただ、犬舎で親犬たちを毎日見ていると、はっきりした傾向があります。子犬のころに濃いアプリコットだった子は、大人になると黄色っぽい色に落ち着いていきます。反対に、もともと薄めのアプリコットだった子は、白っぽい、クリームに近い色になっていきます。どちらもきれいな色で、その子らしさが出てくる変わり方だと思っています。

大人になったアプリコットの母犬たち(今の色)

アイカドールかもの母犬「根子(ねこ)」(トイプードル・アプリコット)の今の毛色
母犬「根子(ねこ)」
アプリコット
アイカドールかもの母犬「あらた」(トイプードル・アプリコット)の今の毛色
母犬「あらた」
アプリコット
アイカドールかもの母犬「みさ」(トイプードル・クリーム系アプリコット)の今の毛色
母犬「みさ」
クリーム系アプリコット

どの子も、子犬のころはもっと赤みのある色でした。子犬の毛色が大人になるとどうなるかは、こうした母犬たちの「今の色」がいちばんの目安です。写真をタップすると、それぞれの母犬のページをご覧いただけます。

お迎えのころの色は「一番濃い時期」かもしれない

ここがいちばんお伝えしたいことです。見学やお迎えのときに見ている色は、その子の一生の中で比較的濃い時期の色である可能性が高い、ということです。「この赤みが気に入った」という理由だけで選ぶと、1年後に「色が変わった」と感じるかもしれません。

逆に言えば、大人になったときの落ち着いたアプリコットは、子犬のころの写真ではなく、親犬を見ていただくのがいちばん確実です。アイカドールかもの母犬たちは親犬情報でご覧いただけますし、見学のときには実際に会っていただけます。母犬の今の色が、その子犬の数年後の目安になります。

毛色以外で見てほしいこと

毛色はたしかに大事ですが、変わっていくものです。一方で、性格や体つき、健康状態は、その子と何年も一緒に暮らすうえでずっとついてくるものです。見学のときには色だけでなく、きょうだいの中でどんな子か、抱っこしたときに落ち着くか、足取りはしっかりしているか、といったところもぜひ見てください。見学で見てほしいことは「見学するとき、ここを見てほしい」にまとめています。

アプリコットのお手入れで気をつけること

色の変化そのものは止められませんが、毛のつやと質感はお手入れで守れます。月に1回ほどのトリミングと、ブラッシングを習慣にしてあげてください。毛玉になると皮膚に負担がかかり、毛の質も落ちてしまいます。アイカドールかもからお迎えいただいた子は、犬舎でのトリミングもお受けしています。

いま犬舎には、2026年9月に生まれたアプリコットの子犬たちがいます。生まれてからの様子は「生まれたての子犬と母犬の1か月」で、ご案内できる子は仔犬情報でお知らせしています。

よくいただくご質問

Q. アプリコットとレッドの違いは何ですか?

A. どちらも赤系の毛色で、レッドのほうが濃く、アプリコットは杏のようなやわらかいオレンジ寄りの色です。ただ、成長とともに色は変わるので、子犬のころの見た目だけで厳密に分けるのはむずかしいところがあります。

Q. 薄くなるのを防ぐ方法はありますか?

A. 退色はプードルの体質によるもので、防ぐ方法はありません。ただ、栄養バランスのよい食事とこまめなブラッシングで、毛のつやと質感はきれいに保てます。

Q. 濃い色のままの子を選ぶことはできますか?

A. 子犬の段階で将来の色を確約することはできません。目安としては、母犬・父犬の今の色を見ていただくのがいちばん参考になります。見学のときにご説明します。

Q. アプリコットの退色はいつごろから始まりますか?

A. お迎えのころ(生後2〜3か月)がいちばん濃く見えることが多く、そのあと毛が生え変わっていくにつれて、少しずつ落ち着いた色になっていきます。

Q. アプリコットが白くなることはありますか?

A. あります。犬舎で見てきた範囲では、もともと薄めのアプリコットだった子は、大人になると白っぽい、クリームに近い色になっていきます。濃いアプリコットだった子は、黄色っぽい色に落ち着くことが多いです。

見学・お問い合わせ

広島県福山市加茂町のトイプードル専門ブリーダー「アイカドールかも」では、年中無休10:00〜16:00(事前予約制)で犬舎見学を承っています。お問い合わせフォーム、またはお電話(084-952-0344、9:00〜18:00)でご希望の日時をお知らせください。子犬販売・見学のご案内/現在ご案内中の子犬/親犬情報

アイカドールかもの親犬

書いた人 宮野 真嘉(福山市のトイプードルブリーダー アイカドールかも 代表)

福山市加茂町で、妻と犬舎をやっています
妻は2010年から、私は2017年からです
動物取扱業登録:販売 福指令保生第268004号/保管 第268005号

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