子犬がごはんを食べない・食が細いときの対処法|フードの選び方と切り替え方をブリーダーが解説

「子犬がごはんを食べない」「フードを残す」というご相談は、お迎え後に一番多くいただくものです。広島県福山市でトイプードル・タイニープードル・ティーカッププードルを専門に繁殖し、フードの販売もしているブリーダー「アイカドールかも」が、食が細い子犬への対処と、フードの選び方・切り替え方をまとめました。
結論:お迎え直後は「食べ慣れたフードを、同じ与え方で」が一番です
お迎えしたばかりの子犬が食べないとき、原因の多くは環境が変わった緊張と、フードや与え方が急に変わったことです。当犬舎では、お迎えのときに犬舎で食べ慣れているフードと与え方(量・回数・ふやかし方)をそのままお伝えしていますので、まずはそれを変えずに続けてください。それだけで数日のうちに食べるようになる子がほとんどです。
子犬が食べないときに確認すること
1. 環境の変化による緊張
お迎え後2〜3日は、知らない場所・知らない人で緊張して食べないことがよくあります。かまいすぎず、静かな場所でサークルに入れて、落ち着ける時間を作ってあげてください。
2. フードが急に変わった
「もっと良いフードにしよう」と、お迎えと同時に切り替えると、においも味も変わって食べなくなることがあります。切り替えたい場合は、お迎えから2週間ほど経って落ち着いてから、少しずつ混ぜて1〜2週間かけて変えていきます。
3. おやつや人の食べ物を覚えた
おやつをもらえると分かると、ごはんを残して待つようになります。小さいプードルは特にかしこいので、これはとても早く覚えます。しつけの練習用でも、おやつは1日の食事量の1割までにしてください。
4. 体調が悪い
元気がない、下痢や嘔吐がある、ぐったりしている場合は、食欲の問題ではなく体調の問題です。小さな子犬は半日食べないだけで低血糖を起こすことがありますので、迷わず動物病院へ連れて行ってください。
食が細い子への与え方の工夫
- 回数を増やして1回の量を減らす。小さい子は一度にたくさん食べられません。生後3〜4か月までは1日3〜4回、それ以降も1日2〜3回に分けます。
- ぬるま湯でふやかして、においを立たせる。においが立つと食いつきが良くなります。ふやかしすぎず、少し芯が残る程度がおすすめです。
- 時間を決めて、残したら下げる。出しっぱなしにすると「いつでも食べられる」と覚えてだらだら食べになります。15〜20分で下げ、次の食事まで待ちます。
- 食べたらしっかり褒める。食べることが楽しいことだと覚えると、食が細い子も安定してきます。
小さなプードルの低血糖に気をつけてください
タイニーやティーカップサイズは体に蓄えが少なく、食べない時間が続くと低血糖を起こすことがあります。ぐったりする、ふらつく、けいれんするといった様子が見られたら、すぐに動物病院へ。お迎え後しばらくは、朝晩の食事の間隔が空きすぎないように気をつけてください。
フードの選び方と切り替え方
フードを選ぶときは、子犬用(成長期用)であること、小粒で小さな口でも食べやすいこと、そしてその子が実際に食べてくれることを見てください。どんなに良いフードでも、食べなければ意味がありません。当犬舎では、犬舎で実際に子犬たちに食べさせているドッグフード「あいかも」を販売していますので、お迎え後も同じものを続けていただけます。詳しくはドッグフード「あいかも」の販売ページをご覧ください。フードのご相談はお問い合わせからどうぞ。
切り替えるときは、今のフードに新しいフードを1〜2割混ぜるところから始め、1〜2週間かけて少しずつ割合を増やします。便がゆるくなったら、いったん前の割合に戻して様子を見てください。
よくあるご質問
お迎えしたばかりの子犬が食べません。どうすればいいですか?
お迎え後2〜3日は緊張で食べないことがよくあります。犬舎で食べ慣れたフードと同じ与え方を続け、静かに休ませてください。元気がない・下痢や嘔吐がある場合はすぐに動物病院へ。
子犬のごはんは1日何回あげればいいですか?
生後3〜4か月までは1日3〜4回、それ以降は1日2〜3回に分けて与えます。小さい子ほど回数を多くして、食事の間隔が空きすぎないようにしてください。
犬舎で食べているフードは買えますか?
はい。当犬舎で子犬たちに食べさせているドッグフード「あいかも」を販売しています。お迎え後も同じフードを続けていただけますので、お気軽にお問い合わせください。
迷っている方へ
食が細いのは、小さなプードルではよくあることです。お迎え後にごはんのことで困ったときは、いつでもご相談ください。食事・体調・トリミングまで、迎えたあとも一緒に見ていくのが当犬舎の考え方です。見学は年中無休・完全予約制で承っています。
お迎え前の準備は小さなプードルの骨折予防、サイズ選びはティーカップ・タイニー・トイプードルの違いもあわせてお読みください。